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駅弁型発電機 容器内の温度変化



 

駅弁型発電機(詳細はこちら)の対温度実験です。
直射日光に当った状態で、筐体内部の温度が
どの程度上昇するか測定してみました。

測定日: 2011年8月18日(木曜日)晴れ
測定器: 気 温:棒温度計
  容器内:KYORITSU KEW1011 デジタルマルチメータ、K熱電対
 
 

アコヤ、アセチル化木材製、弁当箱型発電機、温度計測


  結果:

下表のように、晴天の日に直射日光下に晒した場合でも内部の温度上昇は50℃程でした。
アコヤ製の容器を使えば、屋外等の過酷な環境下でも内部で使う部品の耐熱温度は80℃程度あれば十分と考えられます。

 
時刻 経過時間(分) A気温(℃) B容器内温度(℃)
10:00 0 42 35
11:00 60 45 41
12:00 120 48 48
13:30 210 46 50
14:00 240 48 50
15:00 300 42 47
16:00 360 36 43
17:00 420 34 39
A気温は、隣に設置した棒温度計で計測したもので、気象庁発表の気温とは異なります
※この日は16時頃から、日が陰りました

アコヤ、駅弁型発電機、容器内温度のグラフ
アコヤ、容器内温度グラフ

 

アセチル化木材(アコヤ)とは?

食酢の成分でもある酢酸の一種「無水酢酸」を高温で木材と反応させ、木材の細胞壁内の「水酸基」を「アセチル基」に置き換えた木材。
木材の化学修飾法の代表的な方法のひとつ「アセチル化」処理方法で作られるアコヤは、生態系に負荷をかける木材防腐薬剤を一切しない社会を目指しているオランダで生れた優れた高耐久性木材です。

特徴
耐久性が良い、温度などによる寸法の変化・変形が少ない、加工が容易等


今回、風力発電機用の実験ということで、風雨にさらされても10年以上持つ耐久性重量の軽さ加工の簡単さ(金属に比べ、加工費も安価)ということを考慮してこの材になりました。

詳細: 池上産業株式会社 WoodWise



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