LED照明

水銀灯安定器とLED

水銀灯をLEDに変えるには?

水銀灯と安定器

安定器とは…?
水銀灯や蛍光灯などは明かりを点けるために、「安定器」という機器を使用しています。
ガラス管の中に電気を放電させ明かりを点けるための機器で、始動、予熱(予熱電圧)、電源の安定などを担っています。

参考Wikipedia:安定器(水銀灯)

ほとんどの水銀灯は安定器を使用しています。

 

体育館や倉庫、工場などに使用されている水銀灯の多くは安定器を使用しています。

※バラストレスタイプなど、同じ形状の水銀灯電球でも安定器を使用していない製品もありますので、ご確認下さい。

LED製品と安定器

LEDはLED専用の電源を使用しているため、LEDを点灯するにあたっては水銀灯安定器、蛍光灯安定器などは不要です。

現在、弊社で取り扱っているLED製品は安定器不要タイプ(安定器は外します)と安定器がそのままでも使用できるタイプの2種類があります。

LED水銀灯代替:安定器不要、器具交換タイプ

水銀灯、蛍光灯をLED照明に交換する場合で、安定器を取り外す工事が必要な「器具交換タイプ」のメリット・デメリットをご案内します。

メリット.... 省エネ、長寿命

  • 電球、電源共に水銀灯、安定器よりも長寿命。交換までのスパンが延びる。
  • LEDに最適な使用方法、形状をしているので効率がよく最大限の明るさが得られる。

デメリット... 取替え工事が必要

  • 電気工事が必要(既存の水銀灯器具を外し、新たに設置)
  •  水銀灯と重量に違いがある(LEDの方が重い可能性があります)ので、既存の器具や建物への負荷を考慮していただければならない可能性がある。

LED水銀灯代替:安定器交換不要タイプ

水銀灯、蛍光灯をLED照明に交換する場合で、安定器を取り外す工事が不要な「安定器交換不要、工事不要タイプ」のメリット・デメリットをご案内します。

メリット.... 簡単取り付け、工事不要

  • 安定器はそのままなので工事不要、取り付けも簡単(電球交換の要領で交換できます。放熱のためカサは外して頂く必要があります)。
  •  工事ができない賃貸契約の建物などにも使用できる(安定器を外していなければ水銀灯電球をつけ直すことで、もとに戻せます)。
  • デモ機も簡単に設置できるので、実際の商品をすぐ試すことができるので安心。
  • 安定器はいずれ外したいが、今工事ができない。また、工事タイミングを他の工事(改装など)と合わせたいが、LEDには先に設置したい。

メリット.... 取り付けられない器具がある

  • 既存の安定器が故障すると点灯しなくなるおそれがあります(安定器の故障によりLEDも故障する場合があります)。
    (弊社取扱製品のHK-1は電源を直接接続しても使用できますので安定器が故障した場合は安定器を外して使用することができます。)
  • 器具交換不要のタイプに比べると形、サイズの制約があるためパワーが弱い傾向がある。

注意: ソケットの形状等により取り付けできない場合があります。水銀灯電球と比べて重量がありますので、既存の器具(または器具が取り付けられた梁など)が重量に耐えられない場合が考えられます。

対象商品

水銀灯をLEDに交換するときに共通する注意事項

水銀灯やメタルハライドランプ、ナトリウムランプとLED照明、LED電球を交換する場合のおおまかな注意点です。LED照明への交換をご検討の場合はお読みいただいて、ご検討ください。
(弊社の製品だけでなく、ほとんどのLED照明製品に共通しています。)

  • 既存の照明(水銀灯電球など)と比べてLED照明が重く、取り付け場所が重量に耐えられない場合が考えられます。(事前に建物側の確認が必要になる場合があります)
    同じ梁に複数灯取り付ける場合などは、1灯づつの重量だけでなく全体の重量も考慮してご検討下さい。

【参考】

この写真のような400W水銀灯のシンプルなセットの場合の重量

  • カサ、ホルダ、水銀灯電球 計約3kg
  • 安定器 約4kg

※ メーカー、製品によって重量は違いますので、あくまで参考としてのものです。
※ 安定器が水銀灯器具と一緒の梁に付けられている場合は、梁への荷重にプラスされますが、別の場所(配電盤の付近など)に取り付けられている場合があり、その場合は梁への荷重からは除外されます。
※ これ以外に、特別な取付金物や衝撃防止のカバー(かごのようなもの)などが着いている場合はもっと重くなります。

  • 既存の水銀灯とサイズ、外形が違いますので水銀灯を外した場所に取り付ける事を想定している場合、同じところに設置できない可能性があります。
    LED照明用の取付金具が付けられない、カサが梁や壁等の障害物にあたってしまうなど、位置を変えなければ設置できない場合があります。
  • 発光の仕方(光線の方向)が水銀灯と違いますので思っている場所、方向に明かりが及ばない場合があります。また、逆に以前照らされていなかったところを照らせるようになる場合もありますので(カサ角度や照明の方向、拡散パネルの設置などで解消される可能性があります) 、取り付け場所や点灯の方向を検討していただく必要がある場合があります。
  • ケーブルの種類、太さは水銀灯と同じものが使用できます(VVFなど)。水銀灯よりも電力使用量は下がりますので単体では太いケーブルになることはありません。既存の古いケーブルを再利用したい場合は、そのまま使用できるものなのかどうかを工事会社等に確認してください。
  • LED照明は水銀灯に比べて発する温度が低いので、部屋の温度などが変わります。また、水銀灯の熱が高すぎるため設置できなかった場所に使用できる可能性があります(水銀灯自体の発熱温度は約300~400℃になります)。反対に水銀灯よりも外からの熱には弱い傾向にあるので、大型機械の真上など熱量が高すぎる場合は、設置すると異常発光(点滅など)や故障の原因となる場合があります(場所を少し移動することなどで回避できる場合があります)。
  • その他、詳細はお問合わせ下さい。