コイルの設計 整列巻きコイル 製品情報 コイル コイル設計 試作・製品1 試作・製品2 電子部品組立 張力調整装置 LED照明 カーボン・グラファイト コイルの設計 ソレノイドコイルの簡単設計 コイルと磁界 コイルの表面温度 整列巻きコイル 線占積率と巻数 磁性材の温度-周波数特性 抵抗値の換算 インダクタンスと巻数 整列巻きコイル 整列巻きコイルを製造するときは、線材(銅線など)を巻線するための冶具を使って下層から順に並べられます。一層目を並べ終えると、冶具の側板に当たり二層目へと積み上げられます。一層目に対し、二層目は電線の直径を1ピッチとすると1/2ピッチずれて積み上げられます。1/2ピッチずれて積層された様子を示したのが、右図です。規則正しく積層されているので、このような巻き方を整列巻きと呼んでいます。 直径aの電線が、n層巻線されたときのコイルの高さHは、次式で概算できます。H = 0.866×(n-1)×a + a係数0.866は簡単に求められるので、各自で求めてみてください。 個人的な感想ですが、電線径(直径)が0.1mmを下回ると整列巻きをするのが難しくなってきます。その理由をいろいろと考えてみたのですが、電線が細く柔らかい事を端とする下記のような事があると思われます。(1)冶具の表面状態の、ちょっとした凹凸や、摩擦抵抗のムラ(2)空気中のホコリ(3)線材自身の線径のバラツキ(4)バックテンションのバラツキなどなどが要因かなと思っているところです。 その他、詳細はお問合わせ下さい。 189-0003 東京都東村山市久米川町5-21-25 042-393-1241(代表) 042-394-6569 ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください お問い合わせはこちら