以上、簡単な実験でしたが、コイルが発生する磁界がどのように変化するのか、磁界の強さを示す単位てどんなものかなど、教科書に書いてあることを実際に試してみることで、実体験をともなった理解ができると思います。
ちなみに磁界の強さは、SI単位系ではT(テスラ)ですが、今回はcgs単位系のgaussで表記しました。1T=10000gauss になります。
また、関東近辺の地磁気は、約0.45gaussで、地表に対して約45度の傾きを持っています。方位磁石などは、この小さな磁界に反応して向きを示していることになります。