近年、電気計測器において検査の規格が新しくなり、より強力な磁場を与える電磁干渉試験を行わなければならなくなりました。
そこで弊社では計測器試験用に交流磁場発生装置を作成いたしました。
お客様と概略仕様を相談させていただき、測定器をコイル中心部に設置、測定器保持部をXYZ方向に調整できる機構を有し、コイルは上下左右の方向に旋回が可能な構造としました。
本体サイズ |
使用時 |
横幅1250mm、奥行き1030mm、高さ1350mm |
収納時 |
横幅1250mm、奥行き500mm、高さ1350mm |
コイルサイズ |
コイル中心径1000mm、コイル巻き幅44mm |
装置重量 |
コイルユニット60Kg、昇降ステージ28kg |
発生磁場 |
常時400A/m、周波数50/60Hz
最大印可電流 30A |
可動範囲 |
コイルユニット90度以上 |
被検査物可動範囲 |
上下方向:±160mm、左右方向±75mm、前後±17mm |
※装置はすべて非磁性体で構成しております。
※弊社ではコイルを含む什器・治具・システムを自社で設計・製作して納品しています。 |